ステビアの安全性
ステビアの安全性
研究によりステビアはすべての人々にとって安全であることが実証されています。
何世紀にもわたって、南米の人々は食品や医薬品の甘味付与けにステビアを安全に使用してきました。そして今日、ステビアを使用してきた歴史や逸話が正しかったことが研究によって明らかになりました。ステビアは誰にとっても安全な素材です。ステビアは複数の品種および項目から研究されており、その安全性に関する包括的な文献が発表されています。その研究内容は以下の通りです。
- 遺伝毒性、発がん性
- 薬物動態
- 毒性試験:短期、亜慢性、慢性
- 生殖毒性、催奇形性(先天性欠損症)
- ヒト臨床試験
世界中の規制当局がこれらのエビデンスを評価した結果、通常使用される範囲ではステビアの甘味成分であるステビオール配糖体が悪影響を与える知見はないとしました。
以下に要約する研究により、ステビアの使用による継世代毒性がないことが示されています。2世代にわたる動物実験で、体重、生殖能力、子孫の生存率と成長率、およびその他の重要な要素に関する追跡研究が行われました。その結果、精製ステビオール配糖体を使用した2世代の被験体において、生殖や発育への影響がないことが示されました。このデータは、妊娠中と子供の両方についてステビアの安全性を説得力を持って実証しています。
何世代にもわたって、人々は甘味料として、また健康上の利点からステビアを使用してきました。現在では、妊婦、子供、大人にとってステビアが安全であることを証明する研究結果が出ています。
Reference
- Curry et al. (2008) Food Chemical Tox, v46