乳化性素材
イングレディオンの乳化性素材
イングレディオンは複数の乳化性の素材を品揃えしています。それぞれに特徴があり、乳化剤にはない物性や機能性で、乳化を安定化します。
特にオクテニルコハク酸でん粉ナトリウム(OSAでん粉)やアラビアガムは、安定した乳化を形成し、色素や香料の乳化製剤や粉末化のための基材、また広く食感改良などにも使用されています。
イングレディオンの乳化性素材をぜひお試しください。
イングレディオンのOSAでん粉
OSAでん粉はでん粉分子(親水基)にオクテニルコハク酸(OSA)基(親油基)を導入・付加することで乳化能が付与され、乳化および老化安定性に優れる特徴を持っています。
イングレディオンは日本国内で、粘度の違いで5種類のOSAでん粉を品揃えしていますが、そのうち4種類はα化されており、冷水においても乳化力を発揮。コーヒ―クリーム、ドレッシング、乳化香料のほか、スプレードライの予備乳化など、食品興業において幅広く活用されています。
新製品:NATIONAL® 912
OSAでん粉の新製品NATIONAL® 921はクックアップタイプ(加熱糊化型)。加熱工程のある食品の乳化を安定化します。
ナショナル912の特徴:
- クックアップタイプの乳化性デンプンです。
- 乳化効果があり、乳化剤の代替として使用できます。
- 低粘度化している製品で、加熱固化するとごくわずか粘度を付与します。
- クックアップタイプであるため、従来のα化タイプの乳化性デンプンと異なり、水に溶解してもだまになりません。
イングレディオンのアラビアガム
アカシアの樹液から得られる多糖類とタンパクの混合物で、低粘度で非常に高い溶解性を有しており、乳化剤や安定剤として利用されています。イングレディオン・ジャパンではセネガル種とセヤル種の2タイプを導入しています。
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